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シャリンバイ
Rhaphiolepis indica var. umbellata

 東北地方南部から沖縄まで、海岸に近いところに生えています。株立ちし、樹高は1〜4mほどになります。樹皮は黒褐色で縦に筋が入ります。葉は長さが4〜8cmの楕円形、厚みがあって光沢があります。5月に長さ1cmで5枚の花弁を持つ梅のそれに似た白い花を咲かせます。本種の名は、枝先に葉が車輪状に付き、梅のような花が咲くことから付いたと言われています。大きさ約1cmの球形の果実は10〜11月に黒紫色に熟し、その中には種子が1個入っています。この果実を果実酒に用いるという記述もあります。[1][2][3]

大島紬

 シャリンバイは大島紬の染料として利用されています。奄美大島の特産品である絹織物の大島紬は、本種の樹皮から煮出した液に含まれるタンニンで染めた後、鉄分を含む泥で洗うことで絹に色を定着させていきます。

参考文献
  1. 林将之(2004)『葉で見わける樹木』小学館
  2. 茂木透ら(2009)『樹に咲く花―離弁花(1)(第4版)』山と溪谷社
  3. 上原敬二(1959)『植物大図説』有明書房

Gallery

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樹形

筑波実験植物園(May 20, 2011)

株立ちし、樹高は1〜4mほどになります。

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筑波実験植物園(May 20, 2011)

5月に長さ1cmで5枚の花弁を持つ梅のそれに似た白い花を咲かせます。本種の名は、枝先に葉が車輪状に付き、梅のような花が咲くことから付いたと言われています。

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筑波実験植物園(May 20, 2011)

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果実

筑波実験植物園(Sep. 23, 2011)

大きさ約1cmの球形の果実は10〜11月に黒紫色に熟します。

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筑波実験植物園(Apr. 3, 2011)

葉は長さが4〜8cmの楕円形、厚みがあって光沢があります。

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樹皮

筑波実験植物園(Apr. 3, 2011)

樹皮は黒褐色で縦に筋が入ります。

Property
分 類
和名 シャリンバイ(車輪梅)
別名 タチシャリンバイ
学名 Rhaphiolepis indica var. umbellata
バラ目(Rosales)
バラ科(Rosaceae)
シャリンバイ属(Rhaphiolepis)
分布 日本、朝鮮半島、台湾、中国、フィリピン、ボルネオ
国内 本州、四国、九州、沖縄
用途 染料
特 徴
針広 広葉樹
常落 常緑樹
樹高 低木/小高木
葉形 単葉(不分裂)
葉序 互生
葉縁 鋸歯
雌雄 雌雄同株(両性花)
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