タカネナナカマド
Sorbus sambucifolia
本州の中部以北および北海道の亜高山から高山帯の林縁や低木林に生育しています。樹高は1〜2mで、横に広がった樹形になりやすいです。葉は3〜5対の小葉を持つ奇数羽状複葉です。その小葉は長さ4〜6cmの先の尖った楕円形で基部から鋸歯があり、表面は光沢があって脈が明瞭です。6〜7月に咲く白い散房花序の花はその多くが横向きになって、また5枚の花弁は完全に開ききらずに若干閉じた形になります。果実は楕円形で9〜10月に赤く熟し、先端に萼が残ります。[1][2][3]
同属のウラジロナナカマド
亜高山から高山帯に生育する当種と同じような場所に同属のウラジロナナカマドが生育しています。いずれもハイマツ林によく見られますが、風衝地にはタカネナナカマドが、雪田にはウラジロナナカマドが存在していることが多いようです。北海道大雪山系の緑岳に大雪高原温泉から登るルートがあります。標高1,500〜1,600mの雪渓が残る東側斜面にはウラジロナナカマド、そこからさらに進んだ先の標高1,600〜1,700mにある早くに雪が消える南側斜面にはタカネナナカマドを見ることができます。[4]
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Property
| 分 類 | |
|---|---|
| 和名 | タカネナナカマド(高嶺七竈) |
| 学名 | Sorbus sambucifolia |
| 目 | バラ目(Rosales) |
| 科 | バラ科(Rosaceae) |
| 属 | ナナカマド属(Sorbus) |
| 分布 | 日本、アジア東北部 |
| 国内 | 北海道、本州 |
| 用途 | |
| 特 徴 | |
|---|---|
| 針広 | 広葉樹 |
| 常落 | 落葉樹 |
| 樹高 | 低木 |
| 葉形 | 羽状複葉(奇数) |
| 葉序 | 互生 |
| 葉縁 | 鋸歯 |
| 雌雄 | 雌雄同株(両性花) |