日当たりの良い林縁や荒れ地に生えています。
クマイチゴ
Rubus crataegifolius
日当たりの良い林縁や荒れ地に生えています。葉は3〜5に分裂して鋸歯があり、形状は一定していません。葉は長さ6〜10cmありますが、葉ほどではないものの葉柄も長いです。葉の裏、葉柄には棘があります。株立ちをして高さ1〜2mになります。茎や枝には一様に棘がありますが、その色は神社の鳥居のような赤色だったり、赤茶、緑色だったりします。5〜7月に咲く白い花は5枚の花弁がありますが、花弁と花弁の間には隙間があります。果実は7〜8月に赤く熟す球形の集合果で、他のキイチゴと同様に食べられます。味は甘いとする説明が多いですが、私が食べた個体の果実は薄甘い梅シロップ味でした。[1]
埋土種子
クマイチゴは先駆種です。林地の伐採や山火事などで荒れ地となった土地に陽が強く当たると、いち早く芽を出して生長します。落葉や土の下に埋まり、伐採や倒木、山火事などの撹乱を待って発芽する種子を「埋土種子」と呼びます。本種は年間を通して埋土種子があり、撹乱を今か今かと待っているのです。またクマイチゴは地下茎を張り巡らして栄養繁殖を行い、茂みを形成します。[2]
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Property
| 分 類 | |
|---|---|
| 和名 | クマイチゴ(熊苺) |
| 別名 | エゾノクマイチゴ |
| 学名 | Rubus crataegifolius (Syn. Rubus takesimensis) |
| 目 | バラ目(Rosales) |
| 科 | バラ科(Rosaceae) |
| 属 | キイチゴ属(Rubus) |
| 分布 | 日本、朝鮮半島、中国 |
| 国内 | 北海道、本州、四国、九州 |
| 用途 | 食用(果実) |
| 特 徴 | |
|---|---|
| 針広 | 広葉樹 |
| 常落 | 落葉樹 |
| 樹高 | 低木 |
| 葉形 | 単葉(分裂) |
| 葉序 | 互生 |
| 葉縁 | 鋸歯 |
| 雌雄 | 雌雄同株(両性花) |