バラ目 chevron_right バラ科 chevron_right ホザキナナカマド属 chevron_right ホザキナナカマド
ホザキナナカマド
Sorbaria sorbifolia var. stellipila

 北海道と本州の青森県の山地や丘陵に、また夏でも涼しい道東では平地に自生しています。国内に自生しているホザキナナカマド属は当種のみです。樹高は低く1〜3mほどで、株立ちして横に広がります。葉は奇数羽状複葉で、小葉は6〜11対。小葉は披針形で先が尖り無柄、重鋸歯があります。花期は7〜8月で、白く小さな花を多数咲かせますが、真っ白く丸い蕾は真珠のようです。果実は袋果で9〜10月に熟します。[1][2]

地下茎更新

 ホザキナナカマドは萌芽によって地上に枝を伸ばしていきますが、年が経つにつれて古い枝は倒れてゆき7〜10年程度で若い世代に譲って枯死します。また地下茎は数m以上伸びて別の株を形成します。当種は種子繁殖しますが、地下茎による栄養繁殖もするようです。[3]

参考文献
  1. 茂木透ら(2000)『樹に咲く花―離弁花(1)(第3版)』山と溪谷社
  2. 林将之(2014)『樹木の葉』山と溪谷社
  3. 澤田晴雄ら(1995)『ホザキナナカマドの直立地上茎の交代と地下茎による栄養繁殖』「日本林学会北海道支部論文集」43(0), pp.186-188

Gallery

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樹形

根室(June 6, 2011)

樹高は低く1〜3mほどで、株立ちして横に広がります。

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樹形

北大植物園(Aug. 12, 2018)

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葉の展開

北大苫小牧研究林(Apr. 28, 2018)

葉は奇数羽状複葉で、小葉は6〜11対。小葉は披針形で先が尖り無柄、重鋸歯があります。

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北邦野草園(May 19, 2012)

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北邦野草園(May 19, 2012)

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北邦野草園(July 21, 2012)

花期は7〜8月で、白く小さな花を多数咲かせますが、真っ白く丸い蕾は真珠のようです。

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北邦野草園(July 21, 2012)

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北邦野草園(July 21, 2012)

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北邦野草園(July 22, 2012)

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果実

北邦野草園(Oct. 8, 2012)

果実は袋果で9〜10月に熟します。

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果実

北邦野草園(Oct. 8, 2012)

Property
分 類
和名 ホザキナナカマド(穂咲七竈)
学名 Sorbaria sorbifolia var. stellipila
(Syn. Sorbaria stellipila)
バラ目(Rosales)
バラ科(Rosaceae)
ホザキナナカマド属(Sorbaria)
分布 日本、朝鮮半島、中国東北部、サハリン
国内 北海道、本州
用途
特 徴
針広 広葉樹
常落 落葉樹
樹高 低木
葉形 羽状複葉(奇数)
葉序 互生
葉縁 鋸歯
雌雄 雌雄同株(両性花)
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