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コメツツジ
Rhododendron tschonoskii

 山地や亜高山の岩地や稜線沿いに自生しています。樹高は高くても2mほどで、こんもりとした樹形になります。葉は輪生状に互生で付きいて長さが1〜3cmと小さく、その縁や表裏に淡褐色の毛に覆われています。淡褐色の毛は若い枝にも多く、樹皮は灰褐色です。6〜8月、花冠が漏斗状で5裂した長さが5mmの小さな白い花を枝先に複数個咲かせます。[1][2][3][4]

米粒のような

 小さな蕾が米粒に似ている、または米粒のように花が小さいことから、その名がついたと言われています。当種には亜種や変種があります。葉がさらに小さく花冠が漏斗状で浅く4裂するチョウジコメツツジ (Rhododendron tschonoskii var. tetramerum)、葉が大きく花冠が4裂する亜種のオオコメツツジ(Rhododendron tschonoskii subsp. trinerve)。また、オオコメツツジよりもさらに葉が大きく花冠が5裂するハコネコメツツジ(Rhododendron tsusiophyllum)もあります

参考文献
  1. 茂木透ら(2008)『樹に咲く花―合弁花・単子葉・裸子植物(第3版)』山と溪谷社
  2. 林将之(2014)『樹木の葉』山と溪谷社
  3. 梅沢俊(2009)『北海道の高山植物(新版)』北海道新聞社
  4. 清水建美(2002)『高山に咲く花』山と溪谷社

Gallery

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樹形

樽前山(June 23, 2013)

樹高は高くても2mほどで、こんもりとした樹形になります。

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樽前山(June 23, 2013)

葉は輪生状に互生で付きいて長さが1〜3cmと小さく、その縁や表裏に淡褐色の毛に覆われています。

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樽前山(Aug. 3, 2013)

花冠が漏斗状で5裂した長さが5mmの小さな白い花を枝先に複数個咲かせます。

Property
分 類
和名 コメツツジ(米躑躅)
学名 Rhododendron tschonoskii
ツツジ目(Ericales)
ツツジ科(Ericaceae)
ツツジ属(Rhododendron)
分布 日本、千島、朝鮮半島
国内 北海道、本州、四国、九州
用途
特 徴
針広 広葉樹
常落 落葉樹
樹高 低木
葉形 単葉(不分裂)
葉序 互生
葉縁 全縁
雌雄 雌雄同株(両性花)
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