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ハコネウツギ
Weigela coraeensis

 日本の固有種で北海道から九州、主に沿海地域に生えています。根元近くから枝が張り出し、高さは3~5mになります。葉は長さ6~16cmの楕円形で先が細く尖り、主脈と側脈がはっきりとしていて、細かい鋸歯があります。5~6月に漏斗状の花を2〜3個づつ集まって咲きます。花は、咲き始めは白いのですが次第に赤くなります。樹皮は灰褐色で縦に裂け、剥がれます。若い枝は葉の色に似た鮮やかな緑色です。[1][2][3]

ゲンペイウツギ

 ハコネウツギという名の由来はその名の通り箱根から付けたらしいのですが、箱根にはほとんど自生していないそうです。別名のゲンペイウツギは、平安時代末期の源平合戦と呼ばれる戦いで、源氏が白旗、平氏が赤旗を用いたことを花に見立てたそうです。

参考文献
  1. 林将之(2004)『葉で見わける樹木』小学館
  2. 茂木透ら(2008)『樹に咲く花―合弁花・単子葉・裸子植物(第3版)』山と溪谷社
  3. 加藤雅啓ら(2011)『日本の固有植物』東海大学出版会

Gallery

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樹形

筑波実験植物園(May 21, 2011)

日本の固有種で北海道から九州、主に沿海地域に生えています。

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小石川植物園(June 10, 2011)

葉は長さ6~16cmの楕円形で先が細く尖り、主脈と側脈がはっきりとしていて、細かい鋸歯があります。

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冬芽

小石川植物園(Jan. 7, 2012)

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小石川植物園(June 10, 2011)

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小石川植物園(June 10, 2011)

5~6月に漏斗状の花を2〜3個づつ集まって咲きます。

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筑波実験植物園(May 21, 2011)

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果実

筑波実験植物園(Sep. 23, 2011)

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樹皮

筑波実験植物園(May 21, 2011)

樹皮は灰褐色で縦に裂け、剥がれます。

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筑波実験植物園(May 21, 2011)

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枝の断面

小石川植物園(June 26, 2011)

Property
分 類
和名 ハコネウツギ(箱根空木)
別名 ゲンペイウツギ(源平空木)
学名 Weigela coraeensis
(Syn. Weigela amabilis)
マツムシソウ目(Dipsacales)
スイカズラ科(Caprifoliaceae)
タニウツギ属(Weigela)
分布 日本
国内 北海道、本州、四国、九州
用途
特 徴
針広 広葉樹
常落 落葉樹
樹高 小高木
葉形 単葉(不分裂)
葉序 対生
葉縁 鋸歯
雌雄 雌雄同株(両性花)
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