国内では北海道と本州南アルプスの亜高山〜高山に自生しています。
チシマヒョウタンボク
Lonicera chamissoi
国内では北海道と本州南アルプスの亜高山〜高山に自生しています。樹高は0.5〜1.5m。葉は長さ2〜6cmの楕円形または広卵形で、先は丸いか鈍く尖ります。新しい枝の葉腋から通常は2つの花柄が伸びて、その先に2つずつ6〜7月に花を咲かせます。花の色は濃い赤で、ワインレッドまたは血液のような色(血紅色)と形容した方が合っているかもしれません。唇型花冠で、上唇は4裂していて下唇は下に垂れ、また花弁に白い毛が見られます。1つの花柄から出る2つの子房は、果実が生長する過程で合着します。果実はまだ若い時期には2つ別々ですが、やがて合着して球形に近い楕円体の1つの果実となり、7〜8月に赤く熟します。熟した果実をよく見ると、果頂が2つあることから合着していることがわかります。[1][2][3]
ヒョウタンボク
ヒョウタンボクの仲間で花が赤いのは同種とベニバナヒョウタンボクしかありませんが、チシマヒョウタンボクは葉が無毛で葉先が丸くなっているのに対して、ベニバナヒョウタンボクは先が尖り、また葉の裏や葉縁に細長い毛がところどころあるのが特徴的です。ヒョウタンボクの実には毒があるというのが通説です。ところが、北海道の山で食したチシマヒョウタンボクの実は甘くて美味しかったとおっしゃる方も中にはいて、毒については真偽不明です。
Gallery
葉は長さ2〜6cmの楕円形または広卵形で、先は丸いか鈍く尖ります。
花の色は濃い赤で、ワインレッドまたは血のような色と形容した方が合っているかもしれません。
果実はまだ若い時期には2つ別々ですが、やがて合着して球形に近い楕円体の1つの果実となり、7〜8月に赤く熟します。
既に合着している。
Property
| 分 類 | |
|---|---|
| 和名 | チシマヒョウタンボク(千島瓢箪木) |
| 学名 | Lonicera chamissoi |
| 目 | マツムシソウ目(Dipsacales) |
| 科 | スイカズラ科(Caprifoliaceae) |
| 属 | スイカズラ属(Lonicera) |
| 分布 | 日本、東北アジア |
| 国内 | 北海道、本州 |
| 用途 | |
| 特 徴 | |
|---|---|
| 針広 | 広葉樹 |
| 常落 | 落葉樹 |
| 樹高 | 低木 |
| 葉形 | 単葉(不分裂) |
| 葉序 | 対生 |
| 葉縁 | 全縁 |
| 雌雄 | 雌雄同株(両性花) |