ニシキギ目 chevron_right ニシキギ科 chevron_right モクレイシ属 chevron_right モクレイシ
モクレイシ
Microtropis japonica

 沿岸部の林内や林縁部に自生しています。自生地の分布は珍しく、関東と遠く離れた九州・沖縄にしか生えていません。関東南部でも房総半島の南端や、神奈川県の南部、そして伊豆半島などといったごく一部にのみ生育しています。高さは2〜5mになり、葉は長さ4〜8cmで楕円形をしています。2〜4月に小さい花をつけ、実は長さ2cmぐらいの楕円形で赤色です。樹皮は灰褐色で滑らかです。[1]

 雌雄異株ですが、雄株の雄花には退化した雌しべが、雄株の雄花にも退化した雄しべがあります。花はかすかに芳香があり、キンモクセイに似た良い香りがします。

参考文献
  1. 茂木透ら(2009)『樹に咲く花―離弁花(2)(第2版)』山と溪谷社

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樹形

多摩森林科学園(Mar. 19, 2011)

沿岸部の林内や林縁部に自生しています。

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花芽

2〜4月に小さい花をつけます。

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雄花

多摩森林科学園(Mar. 19, 2011)

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雌花

小石川植物園(Feb. 23, 2013)

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樹皮

筑波実験植物園(Mar. 19, 2011)

樹皮は灰褐色で滑らかです。

Property
分 類
和名 モクレイシ(木茘枝)
学名 Microtropis japonica
ニシキギ目(Celastrales)
ニシキギ科(Celastraceae)
モクレイシ属(Microtropis)
分布 日本、台湾
国内 本州、九州、沖縄
用途
特 徴
針広 広葉樹
常落 常緑樹
樹高 小高木
葉形 単葉(不分裂)
葉序 対生
葉縁 全縁
雌雄 雌雄異株(単性花)
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