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ヒメシャラ
Stewartia monadelpha

 日本固有種で、本州(神奈川県箱根〜近畿地方)、四国、九州の山地に生え、伊豆半島のほぼ中央にあたる天城峠、天城山の主にブナとヒメシャラからなる森が有名です。樹高は15m程度、葉は長さ4〜8cmの楕円形で先が尖り、同属のナツツバキに比べて小さくて細く、葉脈が目立ちません。6月、花の径が2cm程度の小さいツバキ様の白い花が咲きます。[1][2][3][4]

 樹皮は赤褐色をしていて薄く剥がれますが、ナツツバキのようなまだら模様にはならず全体的に橙色をしたままです。その特徴的な色から林内でもそれとすぐに判るほど目立ちます。そのすべすべとした感じからサルスベリと呼ぶ地域もあります。本来のサルスベリ(百日紅)は中国原産のミソハギ科サルスベリ属です。その名は、ナツツバキ(シャラノキ)に似ているが枝や葉が細かく小さいことから付けられたとも言われています。[5]

参考文献
  1. 茂木透ら(2009)『樹に咲く花―離弁花(2)(第2版)』山と溪谷社
  2. 上原敬二(1959)『植物大図説』有明書房
  3. 林将之(2004)『葉で見わける樹木』小学館
  4. 加藤雅啓ら(2011)『日本の固有植物』東海大学出版会
  5. 野口英昭(1995)『静岡県樹木名方言』朝日新聞社

Gallery

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樹形

日光植物園(July 15, 2011)

日本固有種で、本州(神奈川県箱根〜近畿地方)、四国、九州の山地に生えています。

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冬芽

小石川植物園(Mar. 5, 2011)

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日光植物園(July 15, 2011)

6月、花の径が2cm程度の小さいツバキ様の白い花が咲きます。

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果実

小石川植物園(Nov. 3, 2011)

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日光植物園(July 15, 2011)

葉は長さ4〜8cmの楕円形で先が尖り、同属のナツツバキに比べて小さくて細く、葉脈が目立ちません。

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樹皮

小石川植物園(Feb. 20, 2011)

樹皮は赤褐色をしていて薄く剥がれますが、ナツツバキのようなまだら模様にはならず全体的に橙色をしたままです。

Property
分 類
和名 ヒメシャラ(姫沙羅)
学名 Stewartia monadelpha
ツツジ目(Ericales)
ツバキ科(Theaceae)
ナツツバキ属(Stewarita)
分布 日本
国内 本州、四国、九州
用途 床材、器具材、彫刻材
特 徴
針広 広葉樹
常落 落葉樹
樹高 高木
葉形 単葉(不分裂)
葉序 互生
葉縁 鋸歯
雌雄 雌雄同株(両性花)
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