キントラノオ目 chevron_right ヤナギ科 chevron_right ヤナギ属 chevron_right イヌコリヤナギ
イヌコリヤナギ
Salix integra

 国内でよく目にするヤナギで、川沿いに多く生えています。樹高は1〜3mほどで株立ちし、樹皮は黄褐色で滑らかですが、太くなると縦に裂け目が入るものもあるようです。葉は、長さ4〜10cmで細長い小判のような形をしていて、対生で生えますが一部には互生しているものもあります。3月、葉が展開する前に、他のヤナギと同様の特徴的なを咲かせます。開花から1か月過ぎの5月には成熟した種子が白い綿毛に包まれて風に飛ばされます。[1][2]

役に立たないが名の由来

 イヌコリヤナギの名の由来は、蓋付きの箱である行李をその枝から作ったコリヤナギと違って役に立たない、またコリヤナギと違うのでイヌと付けたとも言われています。ちなみに、コリヤナギの原産は朝鮮半島ですが、国内に持ち込まれて広く栽培されていました。

参考文献
  1. 茂木透ら(2006)『樹に咲く花―離弁花(1)(第4版)』山と溪谷社
  2. 上原敬二(1959)『植物大図説』有明書房

Gallery

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樹形

筑波実験植物園(May 20, 2011)

国内でよく目にするヤナギで、川沿いに多く生えています。

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冬芽(互生)

小石川植物園(Jan. 7, 2012)

対生で生えますが一部には互生しているものもあります。

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冬芽(対生)

小石川植物園(Jan. 7, 2012)

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雄花序

筑波実験植物園(Apr. 3, 2011)

3月、葉が展開する前に、他のヤナギと同様の特徴的なを咲かせます。

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雄花序

筑波実験植物園(Apr. 3, 2011)

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果実

小石川植物園(May 4, 2011)

開花から1か月過ぎの5月には成熟した種子が白い綿毛に包まれて風に飛ばされます。

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小石川植物園(Apr. 29, 2011)

葉は、長さ4〜10cmで細長い小判のような形をしています。

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樹皮

小石川植物園(May 4, 2011)

樹皮は黄褐色で滑らかですが、太くなると縦に裂け目が入るものもあるようです。

Property
分 類
和名 イヌコリヤナギ(犬行李柳)
学名 Salix integra
キントラノオ目(Malpighiales)
ヤナギ科(Salicaceae)
ヤナギ属(Salix)
分布 日本、北朝鮮、ウスリー川流域
国内 北海道、本州、四国、九州
用途
特 徴
針広 広葉樹
常落 落葉樹
樹高 低木
葉形 単葉(不分裂)
葉序 対生(互生)
葉縁 鋸歯
雌雄 雌雄異株(単性花)
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